Linux Kernel Development, 2nd edition 読んでいて,ふいた。

ソースコードおうのは,後にして,とりあえず,ざっくりとした知識を
詰め込むために読んでいるのですが,読んでいて,ふいたのでちと,
紹介させてください。ちなみに,著者は,実際にカーネル開発に
参加している人だそうです。
Chapter7 にて。
割り込み処理の,後半部分,要するに deferred された部分
(bottom half, not BH) を,処理する部分が,2.6 カーネルでは,
softirq, tasklet, workqueue の3つが,用意されているわけですが,
tasklet は,いわゆる task (struct task_struct の方ね),とは
関係ないし,こんな名前はめちゃくちゃ confusing だ,ボケェと,
結構ボロカスにしているわけですよ。
で,Chapter7 の最後からの引用。

  • Bottom-half names are apparently a conspiracy to confuse new kernel developers. Seriously, these names are awful.
  • I made this word up.

おまえがでっちあげたのかいっ!!


そんなおちゃめな著者ですが,非常に読みやすい英語で書かれていて,
文章自体も,わかりやすいです。Amazon.com の方のレビューにもありますが,
誤植が多いです。それでも,OS の教科書的存在です。
本当はソースコードを追っかけながら読むのがベストなハズ。
実は,わたしゃアホなので,Chapter6,7 を読むのは2回目なのですが(--;


この後に,カーネル解読室様が,「まだか。まだなのか,俺の出番は・・・。プシュー。」
とホットスタンバッているので,そのときにソースをおいます。
あ,でも,たまに,Google Code Search で,ちょっこす見たりもしますが。

Linux Kernel Development (2nd Edition) (Novell Press)

Linux Kernel Development (2nd Edition) (Novell Press)