おめでとう。おめでとう。おめでとう,ボク。

というわけで,「英検プラス単熟語1級」完了しました。
たぶん,定着率は,8割,9割といったとこかな?
ま,毎日地道に,texつかって「全て」電子化したので,ランダムな問題形式で,
バンバン印刷できます。えへ。
手を動かして書くと,定着率,イメージ化などの恩恵が
得られ,定着率が上がると信じております。
パソでもいいけど,やっぱり書いたほうがいいというとオモフヨ。
だから,iKnowは2,3日でやめました。


あー,毎日復習しているので,2周目はやらないつもり。というか,
すでにやっているというか。

以下,感想。

出来については,以前言及したように完成度が高いです。
今,「本書の利用法」を読みながら,この文章書いているのですが,
過去に出題された問題を利用しているのですね。
そら,完成度高いわ。


本自体の構成も,しっかりしている。過去に学習した単語・熟語が,
後にでてくることが多く,復習になります。
ま,その逆もありますが,それは,ま,仕方がないですね。
けど,その復習できるという構成は,意図的にしていると
思われるので,好感が持てます。
というか,本来単語学習というのは,そうあるべき(例えば,
1100 words you need to know) なのに,
そのような構造をとっていない,うんこちゃんな学習書が多い。
ま,いいや。


Chapter2 のちょい長めの文章も,面白いモノが多い。
ま,そりゃ,TOEFLの講義の内容に比べたら,見劣りはする。
けど,こちらには,うまい表現,つまり,韻を踏んだような
表現があったり,皮肉っぽい言い回しがあったりして,
ニヤリとできます。
文章構造も,しっかりしているのではないかと。
時々,あれ? これで終わり? これから色々続くのでは?
という文章もありますが,ま,それは,誌面の都合だったり
すると思われるので,見逃せる範疇です。


誤植についてですが,ほぼないです。ここまでない本に遭遇するのは,
久方ぶりですね。
それから,日本語訳についてですが,うまいです。飛躍した意訳もなく,
わりかし忠実に訳されているのではないかと思います。
ま,英検1級を目指す人達は,あまり目を通すこともないと思いますが。


おまけとしては,Professor Nishiyama が登場しまくりで笑える。
何か意図があるのか?w


けど,おそらく私の無知からくるであろうが,構造を把握できない文が,1つありました。

The Wall Street Journal led the way in pioneering skeptical reporting about corporations,
and soon all major newspapers ware assigning investigative reporters to look at corporate
executives as well as politicians.

このsoon以降の構造がわからんのです。
おそらく,節の構造,つまり,S+Vになっていると思うのですが,わからん。
ware が were の誤植だとすると,構造的にはOKだけど,ここで過去進行形を使うのは,
気持ち悪い。
wareが名詞だとすると,動詞がないので,省略されているはずだが,それが何か見当付かん。
意味的には,「Wall Street Journal が引っ張って,んで,他の有名紙も追随した。」
的な意味になるんだろうけどねぇ。


わかる人いたら,教えてくださいませ。



というわけで,この本,おすすめです。

英検プラス単熟語1級―文で覚える

旺文社
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