日本語能力について

今,オライリーの 「はじめてのPHP5」という本を読んでいるのだが,これは翻訳されたもので,
その翻訳の質といったら,なんていったらいいのか。誤植も多いし。


翻訳っていうのは,日本語能力がほとんどだと思っていまして,英語の力は,
そこまでいらんのだと思います。(生意気言ってすみません。)
でも,これは事実だと思う。だから,いくら英語ができても,いくら読めても,
日本語能力が乏しい人が,翻訳本をだしたらいかんのだと思う。


そして,翻訳本を出すことは,すごく大変で重要な意味を持っていると思う。
だって,その本を読んで,勉強をする人がたくさんいるわけで,
その翻訳のでき次第で,その人たちの時間を無駄に消費したり,
その人たちの今後を左右しかねないわけで。


だから,主語が見あたらない文とかを平気で書かないで欲しいと思います。
翻訳者は,自分が翻訳した本を読み直しているのだろうか。そして,
自分で読んで理解できるのだろうか?と,疑問に思う。
だって,自分が訳したものを読み直してたら,絶対やらないだろうミスをやっているからねぇ。
まったく意味がわからない日本語があるし。いや,もはや,
日本語とは言えないかもしれない。
同じ英単語,もしくは,句をまったく違う日本語にマップしているとわかるような
ところもあるし。


もっと,ちゃんとやりましょうよ。せっかくやるんだから,一生懸命に。
ま,言うが易し,か。
でも,そのうち,TOEIC の目標をクリアしたら,オープンソースのなんかのドキュメント
の日本語訳を,作ってみたいし,いい本を翻訳してみたいなぁ。と思っちょります。


で,得られた,教訓は,やっぱり,「原書を読む」。これにつきる。
でも,高いんだよね。安いのもあるけど。SICP は原書で買ったけど,7000円越えだった。。。orz


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